目次
エンベロープウイルス・ノンエンベロープウイルスの違いとは
ウイルスはその構造に基づいて、大きく「エンベロープウイルス」と「ノンエンベロープウイルス」に分かれます。
エンベロープウイルスはエンベロープ(脂質性の膜)を持ち、ノンエンベロープウイルスはエンベロープを持ちません。
カバさーん英単語でenvelope(エンベロープ)は「包んだり覆ったりするものの総称を意味します。
また、ウイルスは(エンベロープの有無に関わらず)遺伝子情報を守るタンパク質の殻(カプシド)を持ちますが、ノンエンベロープウイルスは強固なカプシドを持ちます。


有効な消毒方法について
エンベロープウイルスは脂質膜(エンベロープ)が脆弱であり、アルコール消毒、界面活性剤、乾燥、加熱、塩素系消毒のいずれも有効です。
一方、ノンエンベロープウイルスは、カプシド(遺伝子を守るタンパク質の殻)が強固であり、エンベロープウイルスと比較してアルコール消毒や界面活性剤、乾燥、加熱などに対して耐性が高い傾向があります。
ノンエンベロープウイルスに対しては、塩素系消毒剤が特に有効です。





エンベロープウイルスはエンベロープとカプシドを持つなら、より防御力が高そうに感じるんだけど?
確かにそうだね、ただ消毒の過程でたとえ内部のカプシドが残っても、外側のエンベロープを破壊することで、感染力を失わせる(=不活化させる)ことができるんだ。
以下は、要点のまとめの表となります。
| 分類 | エンベロープウイルス | ノンエンベロープウイルス |
| 構造的な特徴 | エンベロープあり カプシドを持つ | エンベロープなし 強固なカプシドを持つ |
| アルコール消毒 | 有効 | 無効 |
| 代表的なウイルス | インフルエンザウイルス、コロナウイルス、ヘルペスウイルス、風疹ウイルス、B型肝炎ウイルスなど | ノロウイルス、ロタウイルス、ポリオウイルス、アデノウイルスなど |
| 有効な失活方法 | アルコール、界面活性剤、次亜塩素酸ナトリウム、加熱、乾燥 | 次亜塩素酸ナトリウム |
覚え方


アルコール消毒が効くウイルスと効かないウイルスの違いって?エンベロープの有無による消毒方法の違いを学び、正しい…









コメント