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シロップ2%(w/v)とは?成分量の計算方法
医薬品の濃度表記「2%(w/v)」は、100mL中に2g(2,000mg)の有効成分が含まれているという意味です。
これが100mL中に含まれるため、1mLあたりの有効成分量を求めると、
2,000mg ÷ 100mL = 20mg/mL
したがって、シロップ剤2%は「1mL中に20mgの有効成分が含まれる」ことになります。
よって、20mg/mLが正解です。
考え方自体は簡単ですが、この計算を毎回行うのは手間なので、「% → mg/mLにするには10をかける」と覚えておくと便利です。
例えば
- 1% → 10mg/mL
- 5% → 50mg/mL
- 10% → 100mg/mL
- 20% → 200mg/mL
これにより、水剤や点滴薬などの濃度計算がスムーズに行えます。
散剤2%(w/w)の成分量は?
散剤(細粒,顆粒,散,DSなど)2%(w/w)の場合も考え方は同じです。 100g中に2g(2,000mg)の有効成分が含まれるため、1gあたりの有効成分量を求めると、
2,000mg ÷ 100g = 20mg/g
したがって、細粒2%は「1g中に20mgの有効成分が含まれる」ことになります。
先ほどと同様に、10をかけるとmg/gが算出できます。
例えば
- 1% → 10mg/g
- 5% → 50mg/g
- 10% → 100mg/g
- 20% → 200mg/g
つまり、シロップの場合も粉薬の場合も、%に10をかけると1mLあたり、または1gあたりの有効成分量(mg)を簡単に求めることができます。
水剤やシロップ剤をよく扱う小児科の分野では必須の知識ですので、必ず覚えておきましょう。
%→成分量mgへの変換方法覚え方





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シロップの濃度「2%」は、いったい何mg/mL?シロップ剤や散剤の濃度計算がサクッと学べる記事です。簡単な計算…
参考文献:
・厚生労働省「医薬品適正使用ガイドライン」・第18改正日本薬局方(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)
・「医療薬学」(日本医療薬学会 編)







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