アスベリンとは?
アスベリン(一般名:チペピジンヒベンズ酸塩)は、咳を鎮めるために使われる非麻薬性の鎮咳薬です。脳の延髄に存在する咳中枢に作用して咳反射を抑えるとともに、気管支腺分泌を亢進し気道粘膜線毛上皮運動を亢進することにより去痰作用を示します。
カバさーん咳止めのイメージが強いけど、去痰作用もあったんだね!
ピペリジン誘導体であるチペピジンは、以下の化学構造式で示す通りチオフェン環やエーテル結合を持ち、脂溶性が高く脳に移行しやすい構造になっています。これにより中枢性の鎮咳作用を発揮します。


小児から成人まで幅広く使用されており、シロップやドライシロップ、散剤、錠剤など様々な剤形があります。
尿の赤みについて
アスベリン(チペピジンヒベンズ酸塩)の代謝産物が尿中に排泄される際、尿の色が赤みを帯びることがあります。この現象は薬の成分によるものであり、薬の作用や代謝による正常なプロセスです。
また、この尿の赤みは、薬を服用している間だけ見られることが一般的です。薬の服用を中止すると、代謝産物の排泄も止まるため、尿の色は通常の状態に戻ります。



血尿かもって心配になっちゃいそうだね。
区別する方法はあるの?
血尿は尿が混濁していたり痛みを伴う場合が多いけど、薬による赤みは透明感があって、痛みは通常出ないことが特徴だよ。
その他、尿の色が変わる医薬品
- リファンピシン(抗結核薬):尿や汗、涙が赤橙色になることがあります。
- ビタミンB群(サプリメント含む):尿が赤みを帯びることがあります。
- センナ系下剤:尿が赤みを帯びることがあります。
これらもアスベリンと同様、薬の代謝産物による影響で、通常は心配いりません。
その他の選択肢について
ムコダイン(カルボシステイン)とムコソルバン(アンブロキソール)はどちらも去痰薬で、尿の赤みが出現することは通常ありません。
覚え方


1、アスベリン(チペピジン)2、ムコダイン(カルボシステイン)3、ムコソルバン(アンブロキソール)薬剤服用中に…









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