クイズの正解
ワクチン接種当日の入浴は基本的に問題ありません。
かつては「控えるように」と言われていましたが、現在の医学的見解ではその必要はないとされています。
ただし、いくつかの注意点がありますので、以下で詳しく解説を行います。
目次
接種後の入浴は問題ない?
現在、厚生労働省をはじめとする公的機関や多くの医療機関は、「予防接種(ワクチン)を受けた後の入浴は差し支えない」という見解を示しています。
入浴によってワクチンの効果が落ちたり、副反応が強く出たりするという科学的な根拠は確認されていません。むしろ、身体を清潔に保つことは、健康管理の観点からも推奨されています。
昔はワクチン接種後の入浴はダメと言われていた?
以前は接種後の入浴を控えるよう指導されることが多かったのには、主に以下の理由が背景にあります。
- 衛生環境の問題:自宅に浴槽がない時代、入浴といえば公衆浴場(銭湯)の利用が一般的でした。当時の公衆浴場の衛生環境では、注射針の傷口から雑菌が入り、感染症(化膿など)を起こすリスクを懸念していました。
- 体調不良の懸念:入浴(特に長風呂や熱いお湯)は体力を消耗するため、接種後の副反応(発熱や倦怠感など)を悪化させたり、体調の変化に気づきにくくなったりすることを避ける目的がありました。
しかし現代では、医療技術や衛生環境も向上したため、「入浴を控える」という制限は不要になったのです。
入浴時の注意点
入浴は可能ですが、以下の点に注意して、身体に負担をかけすぎないようにしましょう。
以下の点に注意しましょう
- 接種部位を刺激しない
注射した部分は、石鹸で優しくなでる程度にし、タオルなどで強くこすったり揉んだりするのは避けてください。過度な刺激は、痛みや腫れを悪化させる可能性があります。 - 長風呂・熱いお湯は避ける
お湯の温度はぬるめに設定し、入浴時間もいつもより短時間で済ませましょう(シャワーでも十分です)。長時間の入浴は体力を消耗し、副反応が出た場合の体調悪化リスクを高めます。 - 体調が悪い時は控える
発熱(37.5℃以上など)や強い倦怠感、接種部位の痛みが強い場合は、入浴を控えましょう。無理をせず安静にし、汗を流したい場合はシャワー程度にとどめてください。
まとめ
ワクチンを接種した日は、上記の注意点(こすらない、長風呂しない)を守り、ご自身の体調が良いことを確認した上で、普段通りに入浴していただいて問題ありません。
接種後は安静にして体調を観察し、ご心配な症状がある場合は速やかに医療機関にご相談ください。
参考文献
- 厚生労働省「新型コロナワクチンQ&A」他、各種予防接種に関する情報
- 日本小児科学会が示す予防接種後の注意点に関する見解
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