みんなも小さい頃に飲んでいるはずだよ!
クイズの正解
正解は×です。
正しくは、消化管や脳の出血を防ぐため。です。
ビタミンK2(メナテトレノン)とは?
ビタミンK2は、出血時に血液を固めるために必要な重要な栄養素です。 不足すると消化管や頭蓋内(脳)の出血を引き起こすリスクがあります。


赤ちゃんがビタミンK2不足になりやすい理由
- ビタミンK2は胎盤を通過しにくく、赤ちゃんの体内に蓄えが少ない状態で生まれる
- 出生時の赤ちゃんは腸内細菌が未発達で、自分でビタミンK2を十分に作ることができない
- 母乳に含まれるビタミンK2量は少なく、必要な量を摂取できない
以上の理由から、赤ちゃんにはビタミンK2製剤であるケイツー®シロップを服用することが推奨されています。
これにより、消化管や頭蓋内の出血を予防する効果が期待され、赤ちゃんの健康維持に役立ちます。
ビタミンK2の役割の覚え方


出血(けつ)とK2(けーつー)の同じ音で覚えよう!


その他、赤ちゃんが不足しがちな栄養素について
ビタミンK2の他に、赤ちゃんが不足しがちな栄養素としては、主に以下のものが挙げられます。
鉄分
赤ちゃんは、生後6ヶ月頃からお母さんからもらった貯蔵鉄が減少し、鉄分が不足しやすくなります。
母乳に含まれる鉄分は少なく、特に母乳栄養児は不足しがちなため注意が必要です。
鉄分は脳の発達や赤血球の生成に不可欠なため、離乳食では赤身の肉や魚、レバーなどの食品で積極的に補う必要があります。
ビタミンD
ビタミンDは、鉄同様に母乳中の含有量が少なく、日光に当たる機会が少ない赤ちゃんに不足しやすい栄養素です。
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨や歯の形成に重要な働きをします。
不足すると骨軟化症やくる病のリスクが高まるため、特に母乳栄養児には、適度な日光浴やサプリメントでの補給が推奨されています。
亜鉛
亜鉛は、成長や免疫機能、皮膚の健康に関わる重要なミネラルです。
母乳中の亜鉛量は生後早期に減るため、離乳食が始まったら納豆、きなこ、肉類などからバランス良く摂取することが大切です。
参考文献
- 厚生労働省. (2020). 日本人の食事摂取基準(2020年版)
- 厚生労働省. (2019). 授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)
- 日本小児科学会. (2025年3月). 乳児期のビタミンD欠乏の予防に関する提言
- 日本小児科学会. (2021年12月). 新生児と乳児のビタミンK欠乏性出血症発症予防に関する提言 (改訂版)
- 日本小児血液・がん学会 貧血委員会. (発行年). 小児鉄欠乏性貧血の診断と治療に関するガイドライン(最新版を参照)
赤ちゃんにビタミンK2(ケイツーシロップ)を飲ませる理由は何でしょうか?この記事では、ビタミンK2の重要な役割…









コメント